カーペットに関する豆知識③ ~タイルカーペット編その3~
カーペットに関する豆知識③ ~タイルカーペット編その3~
2022年6月14日
今回はタイルカーペットの貼り方についてです。
タイルカーペットは通常パイル(毛)に向きがあり、裏を見ると→がかいてあります。
カーペットを貼る際はこの→の向きをそろえて貼るのが一般的です。
タイルカーペットの貼り方は大きく分けて、市松貼り、流し貼り、ランダム貼り、レンガ貼り、アシュラー貼りの5種類があります。カーペットのデザインによって推奨の貼り方がある場合もあるので確認した方がよいでしょう。
それではそれぞれの貼り方を見てみます。
市松貼り
最も一般的な貼り方です。
タイルカーペットの方向を交互に貼っていくことで目地が目立ちにくくなり、パイルの向きが交互になることでちょっとした汚れが目立ちにくくなるといわれています。
デザインやパイルの方向によっておしゃれなデザインを作ることも可能です。
流し貼り
「順目貼り」とも呼ばれます。
矢印の向きを一方向にそろえた貼り方です。
つなぎ目がわかりにくく大きな1枚のカーペットのように見せることができます。
ただしデザインによってはかえって目地が目立ってしまうこともあり流し貼りを推奨しない商品もあるので注意が必要です。
ランダム貼り
矢印の方向を考慮せずランダムに強いていく貼り方です。
方向を気にしないのでスピーディーな施工が可能です。
柄によっては意外性のある面白いデザインができることがあります。
アシュラー貼り・レンガ貼り
アシュラー貼りは流し貼りを縦方向にずらす貼り方でカーペットのつなぎ目や模様のつなぎ目がわかりにくくなります。 縦長のタイルカーペットを貼る場合よく使われますが初心者には難しい貼り方です。
レンガ貼りはレンガのように横にずらして敷く貼り方です。ずらしたラインで帯状の模様が現れます。
その他タイルカーペットを三角形に切ってデザイン貼りしたり、壁に対して斜めに貼るなどいろいろな貼り方がありますが、凝った貼り方をすればするほど交換が難しくなったり、材料の無駄が出やすくなります。
メンテナンスの面からみるとどの貼り方をしてもさほどの違いはありません。
ただし部分的に貼り替え、交換を行うのであれば区切りやすい「市松貼り」か「流し貼り」または「ランダム貼り」がお勧めです。
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