カーペットに関する豆知識⑨ ~意外と厄介なお茶のシミ~
カーペットに関する豆知識⑨ ~意外と厄介なお茶のシミ~
2024年3月28日
前回は取れないシミに関してのお話でしたが、今回はその中でも意外と厄介なお茶(日本茶)のシミのお話です。
実験的にカーペットにお茶をこぼしてみました。
日本茶は色が薄いのでこぼしても水に濡れた程度にしか見えません。そのためこぼしたことに気が付きにくく、また気が付いても「あ、濡れてる」程度の認識でよくて多少ふき取る程度のことしかしないと思います。
さらにふいてもコーヒーやワインと違ってウエス(雑巾)に色が移ってくるわけではないのでなおさらです。
しかし残ったお茶の色素はじわじわとカーペットを染めていき、数週間、数か月後に黄色や茶色のシミとなって出てきます。
約3か月置いてみました。
残念ながら予想よりシミが出てきませんでした。もっと黄色いシミが見えるようになる予定だっだのですが、、、
カーペットの色や柄、種類やその時の状況よってははっきりシミが出てくることがあります。
以前カーペットクリーニングを行っていた老人介護施設ではダイニングスペースにタイルカーペットを使用していたのですが、飲み残したお茶を床にこぼしてしまうことが多くあったらしく、取れなくなった黄色いシミが無数についていました。
今回は普通は見逃しやすいお茶のシミの話でした。
どんなシミや汚れも早く対処すればするほど取れる可能性が高くなります。
まずは水拭きでよいので、できるだけ早く汚れを取ってあげるとシミを防げます。
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