カーペットに関する豆知識⑪ ~後染め繊維の色抜け その2~
カーペットに関する豆知識⑪ ~後染め繊維の色抜け その2~
2024年5月2日
前回に引き続き、「後染めの繊維は色が抜ける」お話です。
漂白剤(特に塩素系漂白剤)やカビ取り剤に含まれる次亜塩素で色が抜けるのは普通の衣類と同じで分かりやすいと思います。
その他の色抜けの原因として紫外線があります。
日当たりの良い場所に後染めのカーペットを敷いて何年もたつとだんだんと色が抜けて最初は緑色になります。そのまま数年たつと条件によりますが、完全に白くなったりします。
蛍光灯からも微弱ですが紫外線は出ていますので場合によっては色が抜けることがあります。
色が抜けると写真のように緑色になってきます。
たいていのカーペットは色の抜け始めは写真のような緑色になります。
この場所は日光は全く当たらないので、蛍光灯の紫外線での色抜けだと思われます。
こういったドア付近は色が抜けているところをたまに見かけます。もしかしたらドアやドア枠の金属等の反射で紫外線が集まりやすいのかもしれません。
今回は後染めの繊維は紫外線で色抜けする。よって直射日光に長時間当たると色が抜けるが、蛍光灯の紫外線でも色抜けすることがあるというお話でした。
カーペットを選ぶ際は参考にしていただきたいと思います。
ご相談からデモ(サンプル施工)・御見積もりまで全て無料!
清掃に関するお悩み・ご相談はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
092-503-5933
電話受付 9:00〜18:00
作業中で対応できない場合ございます。お手数ですが留守番電話にお問い合わせ内容をお伝えください。担当者より、折り返しのご連絡をさせていただきます。